



稲益 潤太郎JUNTARO INAMASU
第一生命ホールディングス株式会社
経営企画ユニット 新規事業戦略グループ(※)
2022年11月 第一生命グループにJOIN
(※)2025年3月まで在籍。現在は国内保障ユニットに在籍。
新卒で大手商社に入社。約5年間、石油・水素等のエネルギー領域にて新規事業企画、事業会社の経営管理業務に取り組んでいた彼は、なぜ第一生命グループにキャリア入社したのか、などを語っていただきました。
新卒で入社した商社ではエネルギー事業領域において
水素事業のビジネスモデル、
海外事業の企画や検討とともに
事業会社の経営課題解決に向けたマーケティング、
成長戦略やガバナンス体制の構築など
幅広い業務を担っていました。
とお話すると、かっこよく聞こえるかもしれませんが、
実際はスピード感や投資のノウハウ、
リソースなど様々な面で悩みを抱え、
なかなか前に進むことができない状況が
続いていました。
そんな中、新たな環境でチャレンジするのも
一つの選択肢ではないかと考え始めました。
当初は金融、特に保険という選択肢を
強く意識していたわけではありませんでした。
ただいろいろ調べていくと、
従来から有する機関投資家としてのノウハウや情報力、
資本力などを基盤に
生保業界というより、第一生命が、ですが、
2010年に相互会社から株式会社へ
企業形態を革新するなどを通して、
まさに新しい成長ステージへの挑戦を
繰り広げていること、
またそれもスピード感を持って
大胆に挑んでいることを知り、
もしかしたら、ここでなら、と感じ始めました。
そして、実際に話しを聞き、それが確信に。
第一生命で挑もうと決意しました。


第一生命に入社して実感したのは
事業も挑戦も推し進めるのは覚悟であり、
不可能はないということです。
私は今までペット保険を展開する
アイペット損保のTOB、
福利厚生サービスを展開する
ベネフィット・ワンのTOBに携わってきました。
中でも、ベネフィット・ワンのTOBにおいては
動き出しから15営業日以内に
提案内容をまとめる作業が必要であり
そのスパンで両社のシナジーやリスクを
考慮した提案をまとめ
経営陣の承認を得ることは
正直、とてもじゃないけど無理だと
私は思っていました。
しかし、社長自らがやっていくという意思を表明し、
新規事業担当役員とも日々、議論を重ねていく中で
プロジェクトメンバーの雰囲気も無理なんじゃないか、
が、やるしかない、
そして、やれるにどんどん変わっていき、
そして、実現にまでこぎつけることができたのです。
不可能と思われることも可能にし、
物事を進めるスピード、
そこには、意思決定の速さが必要ですがそれは、
やるんだという覚悟が生み出すものだ、
ということを実感した案件だったと感じています。
変革と挑戦、その裏側には、それを実現する、
推し進めていく覚悟がなければ
単なる言葉で終わってしまいます。
第一生命、ここには、その覚悟が存在しています。
そして、そのような中で、挑んでいける、
一世一代のコーポレートアクションを
生み出していける、のは
やりがいとか面白いとかいう、言葉だけでは
表現しきれないものがあると思っています。


とにかく感じたのは、
「共に歩み、未来をひらく
多様な幸せと希望に満ちた世界へ」というパーパスや
「一生涯のパートナー」というブランドメッセージが
多くの社員に浸透しているということです。
ここには、生命保険の枠を超えて
一人ひとりの人生の可能性を開いていく、という
思いが存在していますが、それがあることにより
議論になった場合でも方向性を見失わずに
進んでいけると感じています。
また、働き方の面でも一人ひとりを
非常に大切にするカルチャーが強く存在しています。
たとえば、当社には育児休暇制度というのがあります。
制度は知っていたものの、
私は中途入社したばかりであったため、
ためらいがあり、取得しないつもりでいました。
しかし、上司や先輩から
「本当に取得したくないならしなくてもいいけど、
心の中で取得したいな、
という思いがあるなら取得しなよ」
と、決して取得を命じるわけでもなく、
背中を後押ししていただいたことで
負い目を感じずに取得でき、娘との貴重な時間を
二ヶ月間過ごすことができました。
現在所属する経営企画ユニットは、
タフという印象をお持ちの方も
いらっしゃるかもしれませんが、
休日には福利厚生制度の割引を活用し、
家族で食事やレジャーに出かけたり、
スキルアップに向けた勉強をしたりと、
公私ともに充実した時間を過ごせていると思います。
私が担う新規事業開発という面では
保険事業という国内で
トップクラスのコアな強みを有し、
そのお客さま基盤やデータと親和性のある領域が
ヘルスケアをはじめとして明確にあるということは
すごくやりやすいですし、
ストーリーも描きやすいと感じています。
「一生涯のパートナー」として
安心・安全をお届けするだけでなく、
その先の幸せを提供していく
そのような存在に第一生命をしていくこと、
それがひいては人々のためになるとの想いで
これからも挑戦し続けていきたいと思っています。
幸せ、その形も、これからの時代、
どんどん変化していくはずです。
まだまだ構想や検討段階ですが、
安全というところの上に、
承認や自己実現などの新しいサービス、
そして新規事業のピースを増やしていき、
それらのシナジーを生み出していけたら、
第一生命はまったく違う
次元の企業になると思いますし、
そんなコーポレートアクションに挑んで、
創り上げていくというのが
私の心踊る大きな目標です。


第一生命と出会い、第一生命を知る前まで
「大手金融機関」の印象は革新や挑戦という
イメージとは遠いものだと思っていました。
また、転職活動をする中で金融企業各社を調べる中で
一社一社を掘り下げていった時に、
それぞれでグラデーションがあり
保険業界すべての企業が第一生命のように
革新や挑戦に向かっているわけではないことも
知りました。
第一生命は本当に大胆に挑戦し、
変革に向かっている企業だと思います。
第一生命の近年の変遷や取り組みを
探っていただければ
みなさんにもそれを実感していただけると思います。
「一生涯のパートナー」という
ブランドメッセージを深化させるため
第一生命は新しいステージに向けて走っています。
大企業の潤沢なリソースを活かした
一世一代のコーポレートアクションに携わりたい、
人の幸せに寄り添える
ビジネスフィールドで挑戦したい、
専門性を活かした新たな付加価値を生み出したい、
そんな想いを持った方々と共に走れることを
私はすごく楽しみにしています。



