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ひとことで言えば、「チャレンジ（挑戦）を肯定する風土」です。
第一生命グループには社員が幅広い事業領域でアントレプレナーシップを発揮できる、「変革を実現するための舞台」があります。金融機関に「固い」イメージを抱いている方もいるかもしれません。ですが、第一生命グループの社員には、変革に向けて変わっていくことを躊躇しない「変革と挑戦のDNA」が代々受け継がれています。

社員の挑戦を積極的に支援する制度や風土。それは、お客さまや社会の価値観・ニーズの多様化が進む変化の激しい現代において、会社が持続的に成長するために、とても重要です。現状から変化・進歩しないこと、それは退化することと同義です。お客さまをはじめとするあらゆるステークホルダーのために、そして未来のために、前例にとらわれず挑んでいく。これが第一生命グループだと思います。

第一生命グループはこれまで、大手生保としての国内の盤石な事業基盤を土台にしつつ、積極的な海外への事業展開を通じて、成長の道を歩んできました。しかし、昨今のお客さまの生命保険に対する価値観は、特に新型コロナウイルス流行以降の世界的なテクノロジーの急進も相まって、これまでになく大きく変化しています。他の業界ではディスラプター（破壊的イノベーター）と呼ばれる新興勢力の急成長も見られます。

そのような中、私たち第一生命グループのこれからの姿は、狭義の生命保険業に留まらず、お客さまの日々の生活をあらゆる面でサポートするインフラのような「保険サービス業」への進化を目指しています。この実現には、デジタルトランスフォーメーション（DX）の更なる推進、周辺領域へのM&Aなど、従来の生命保険の領域を超えた組織能力の大幅な強化が不可欠であり、積極的に推進しています。国内・海外のグループの役職員が一丸となって、この流れをより大きくしていきたい、それがこれからへの強い思いです。

社員一人ひとりが自信と満足、そして誇りを持ってイキイキと個性を発揮し、自由活発に活躍できる環境。私はこの状態を「人財のサファリパーク」と表現し、当社の目指す姿としています。

第一生命グループでは、社員一人ひとりが自らの強みを発揮できる機会を提供し、社員の理想のキャリア実現を支援しています。また、多様な人財が自らの成長を実感し、安心して働けるよう、「働き方の多様化」に合わせた柔軟な勤務・職場環境に関する制度・取組みはもちろん、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン（DE&I）も積極的に推進しています。また、2024年度からは、全社員を対象とした株式報酬制度を導入し、会社と社員が同じベクトルを向いて成長の果実をシェアできる仕組みを取り入れました。これも、上場会社である第一生命グループで働く大きな魅力の一つです。

少し背伸びしていると思われるかもしれませんが、当社グループが目指す将来の姿は、「日本の保険業の未来を先導する存在」、そしてその先に、「グローバルトップティアの保険グループに伍する存在になること」を見据えています。
当社グループを取り巻く経営環境は、特に国内での少子高齢化はもちろん、グローバルレベルでもかつてないほどに急速に変化しています。従来の延長線上で事業を続けているだけでは、目指す姿を実現するのは正直難しい。だからこそ、私たちはまっすぐに前を向いて、真っ先に新しいことに挑まなければなりません。そのためには、多様なバックグラウンドやスキルを持つプロフェッショナルな人財が必要なのです。

当社グループでは、今後もキャリア採用を強化していきます。当社グループの想いに共感いただける皆さんと、共に新たなことに挑み、前へと進めることを楽しみにしています。